くすみの種類

夕方になると、肌がどんよりして、顔が暗く見える…そんなこと、ありませんか?

実は「くすみ」にはいくつかの種類があり、原因やケア方法もタイプによって違います。

「私の肌は、どの種類のくすみなんだろう?」と気になったあなたへ。
ぜひ、日常を思い返しながら、自分のくすみタイプをチェックしてみましょう!

くすみの種類

日常の中で、知らないうちに肌が「くすみ」サインを出しているかもしれません。
普段の行動を思い返しながら、生活習慣やスキンケアを見直してみましょう。

1. 角質肥厚くすみ

毎日のスキンケア「いつものルーティン」になっていませんか?

仕事やプライベートで忙しく「とりあえず化粧水だけで済ませる」「クリームを丁寧に塗る時間がない」と感じる日が続くと、肌のターンオーバーが乱れやすくなります。

ターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに肌表面に溜まり、光を反射できなくなります。
すると、肌がどんよりとくすんだ印象になってしまうのです。

<こんな人は注意>
・朝は家事や仕事の準備で忙しく、スキンケアに時間をかけられない

・スキンケアをきちんとしているつもりだけど、効果を感じられない
・最近、肌がゴワついて化粧のノリが悪い

朝の洗顔時「なんとなく肌がザラついてる」「柔らかさが足りない」と感じたら、角質ケアを行いましょう。

<おすすめケア>
・クレンジングを顔全体に広げた後、少量の水で乳化させてから、ぬるま湯で30回ほど丁寧に洗い流しましょう。肌がなめらかになります。

・化粧水や美容液、クリームは一つずつ手のひらでしっかり馴染ませてから次の工程に進みましょう。保湿によって、透明感のあるツヤ肌が期待できます。

・古い角質を整える、角質ケア美容液を取り入れるのも、くすみ悩みにおすすめです。

2. 乾燥くすみ

顔や体がカサカサしている、かゆみを感じる時もある

エアコンの効いたオフィスや季節の変わり目、水分不足によって肌が乾燥すると、キメが乱れ、光を反射しにくくなり、くすみやすくなります。

午後になると「朝のメイクがなんだかくすんでる?」と感じたら、乾燥くすみのサインかもしれません。

<こんな人は注意>
・エアコンの効いた場所や乾燥しやすい場所で長時間過ごしている

・化粧崩れや粉吹きが気になる
・保湿しても、肌がつっぱる感じがする

朝や夕方に「なんだか肌がカサついてる」と感じたら要注意。
乾燥が進むと、くすみだけでなく、他の肌トラブルを引き起こす原因となります。

<おすすめケア>
加湿器や保湿ミストを活用し、乾燥しやすい環境でも肌を潤いで守りましょう。

・エイジングケア成分を取り入れた「攻めのケア」が多くなっているかもしれません。セラミドやヒアルロン酸などを取り入れ「守りのケア」を意識しましょう。

3. 糖化くすみ

食後・間食のお菓子とコーヒーがやめられない…!!

糖化とは、体内で余分な糖がたんぱく質と結びつき、肌を黄ばんだように見せる現象のこと。
コラーゲンを劣化させるため、肌のたるみやゆるみも同時に引き起こします。

甘いものや、パンやパスタなどの炭水化物が好きな方に多いタイプのくすみです。

<こんな人は注意>
・3時のおやつは欠かせない

・夜のご飯やお酒の席でつい食べ過ぎてしまう
・最近、肌がくすんで化粧が映えない

「肌がなんだか黄色っぽく見える」と感じたら、糖化が進んでいるかもしれません。
まずは食生活を見直しながら、肌ケアを強化してみましょう。

<おすすめケア>
おやつをナッツや果物、無糖ヨーグルトなどに変えて、糖質を抑える工夫をしましょう。

ビタミンA、C、Eを多く含む化粧品を取り入れ、抗糖化ケアを意識したスキンケアを行いましょう。

4. 血行不良くすみ

年中手足が冷たくて、体が温まらない

冷え性だと血液が滞りやすく、肌に酸素や栄養が十分に届かないため、青白くくすんだ印象になります。

運動不足やストレスを抱えやすい方も、このタイプのくすみに注意が必要です。

<こんな人は注意>
・手足が冷たく、冷え性に悩んでいる

・運動不足が気になる
・ストレスを抱えやすく、リラックスする時間が取れない

「最近、目の下が青っぽく見える」「顔全体が疲れて見える」と感じたら、血行不良が関係しているかもしれません。

<おすすめケア>
・湯船に浸かりながら、顔周りを優しくマッサージして血流を促進しましょう。

軽いストレッチやウォーキングを取り入れ、体を温めて血流を改善し、明るい肌色を取り戻しましょう。

5. メイクくすみ

朝はきれいだったのに、夕方になると顔色が悪い

メイクくすみとは、皮脂や汗が化粧品と混ざり酸化することで、肌が暗く見えること。

午後から会った人に「今日は疲れて見えるね」と言われることが増えたら、メイクくすみが原因かもしれません。

<こんな人は注意>
・ファンデーションが午後になるとムラっぽくなる

・皮脂や汗でメイクが崩れやすい
・夕方、鏡を見たときに肌がどんよりしている

オイリー肌、インナードライ肌の方は特に注意が必要。
日中は化粧水スプレーで潤いを補給し、メイク直しで肌のリセットをしましょう。

<おすすめケア>
・酸化した皮脂が残っている場合があるため、毛穴を洗うように丁寧に洗顔をしましょう。

・メイク前に、皮脂を抑える下地やスプレーを使うのもおすすめです。

くすみの種類を知って、自分に合ったケアを見つけよう

くすみの種類を知ることで、自分の生活習慣やスキンケアを見直すきっかけになります。
「最近なんだか肌が冴えない」と感じたら、今回のチェックリストで自分のくすみタイプを探してみてください。

肌に透明感が出てくると、毎日のお洒落もさらに楽しくなるはず。
自分にぴったりのケアを取り入れて、明るく自信あふれる毎日を過ごしましょう。

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